先月の東京旅行で都庁の展望台に登った。

帰りがけに下りのエレベーターを待っている時に、スタンプが置いてあるのを見つけた。
こういうものが置いてあると観光地っぽいなあと考えながら、一度は背を向けた。
しかし鞄にノートが入っていたことを思い出し、せっかくならと押しておいた。
慌てて押したので左下の文字が欠けて「京都都庁」になってしまったのだが……。

このノートは日頃から、メモ帳替わりに手元に置いているものだ。
なかなか良い手帳に巡り合えず、代用しているうちに6月になってしまった。
役に立っているかというと実はそうでもないのだが、愛着は湧いている。

愛着の湧いているノートに押されたスタンプは、よく目につく。
平坦な日常の中、非日常を体現する旅行先のスタンプは輝いて見える。
まさかこれが一番の旅の思い出になろうとは、予想していなかった。


結局のところ、普段から何度も触れることが大事なのだ。
特に思い出の類は、後から何度も触れることで価値が高まるように思う。

Evernoteのノート数は現在3922と、それなりに貯まっている。
ノート数に比例して、一つのノートが目につく確率は下がっていく。
どうにかして、蓄えてきた過去の資産を今に連結する必要がある。

先日購入したFindNoteは、そのための仕掛けだった。
白状すると初日しか使っていない。新たな習慣を作ることの難しさよ。

昨晩、寝る前に見た朧月が明るくて綺麗だった。

それを日記に付け加えようとして、スマホからEvernoteを開いた。
ノートは更新順に並べているので、17/06/08(木)の日記にはすぐアクセスできる。
そのはずだったが、昨日は違った。いつもは見慣れないノートが並んでいる。
アプリの更新があったためか、ノートの並びがタイトル順になっていたのだ。

一番上に配置されたノートは、昔書いた小説の没ネタを詰め込んだものだった。
タイトルだけでは具体的な中身も、どのノートブックに振り分けたかも、ぴんとこない。
すっかり忘却の彼方にあったわけだが、こういうノートほど読み返すのが面白い。


記録を貯蔵するだけではもったいないと、以前から考えてはいた。
意識的に残したメモは引っ張り出すことも多いが、取り留めもなく書いた日記なんかは、ほとんど書いたきりになっている。
それこそ昨夜のように偶発的に発掘されない限り、格納されたままだ。

そこで表題。
Evernoteのノートをランダムに表示する方法があると面白そう。
手動だと無意識的な好みや癖に左右されそうだから、ランダムが良い。

残念ながら公式にその機能はないが、アプリがいくつか見つかった。

EverShaker ※配信停止
FindNote(iOS)
Reflect for Evernote(iOS)
QuickDigger(Android)

EverShakerは紹介記事も多いが、現時点では配信が停止している。
FindNoteはノート検索アプリで、数日前のアプデでランダム検索がついたらしい。
Reflectは無料だが英語アプリなのでちょっと扱いづらい。
iPhone持ちなのでQuickDiggerは除外。

そういうわけでFindNoteを買ってみた。
ノート検索については文句なし。「Evernoteアプリで開く」も大変便利。
本命のランダム検索は、スタックでの絞り込みが上手くいかない。
あとノートブックを複数選んでランダム検索できたら良いなあ。

しばらく意識的に使っていく予定。

2010年代における、僕のネット生活の拠点はTwitterだった。
まだ2018年と2019年が残ってはいるが、きっと変わりはない(願望込み)。

しかしもっと先を考えた時、2020年代にTwitterが存続しているかと考えると、少々怪しいところがある。人がいなくなるのが先か、サービスがなくなるのが先かは分からないが、いずれTwitterは消失する時が来る。
代替サービスが出てくることを切望しているが、それはそれとして。

今ここにあるブログを拠点として再構築しておきたいと考えている。
去年の10月にも心機一転と題して連々と書いているが、結局あまり活用できていない。



【このブログの歴史】

2006
当時持っていた日記ブログの別館として開設。趣味の話を書いていた。
ブログ名を現在の「九条河原の落書」に変更。
本館に書きにくいことやゲームのプレイ日記を置いていた。

2009
この頃からゲームのプレイ日記を書くブログに。MHの存在が大きい。

2010
Twitterを始める。本館を閉鎖。

2011
プレイ日記に加えて、創作物を置くようになる。

2014
創作物を九条河原の裏書に分離。
ゲームの話もTwitterで事足りるようになってくる。

2016
Evernoteの本格運用開始。
ゲームのプレイ記録をログとして私的に残すようになり、ブログに書くことがなくなる。
過去記事をEvernoteに保存して非公開に。今後の方針を定める。



こうして見るとTwitterとEvernoteがそれぞれブログへの打撃になっているのだなと。
もちろん実生活やネット社会の環境変化も、大いに影響している。

今後は2016年に立てた方針を、基本的には引き継いでいく。
あの時点ではまだTwitterとの二本柱として形を作ると考えていたが、今後は「外」の拠点はブログにする。そう言い切ってしまう。
ちなみに「内」の拠点は当然Evernoteで、ブログやTwitterのログを全て格納していくことは今後も変わらない。本土と前線基地のような関係。

ログを取るのはEvernoteで充分。わざわざ外の拠点を設ける意義としては……。
1.考えを長文にまとめる行為自体が自分との対話になる。
2.散発的な一言日記やツイートよりも、ログとしての価値が高くなる。
このあたりになるか。愛着のあるブログを活かしたいのが一番の理由かも。